漢方薬葛根湯を用いる際の注意事項として、葛根湯を使用する人と葛根湯の飲み合わせる時の注意点について紹介します。

葛根湯を用いる際の注意

葛根湯を用いる際の注意

診察

持病のある場合は医師に伝えておくこと。
市販薬も含め服用中の薬を医師に伝えること。

葛根湯の使用を注意すべき人

葛根湯は体力が中から上の人の「実証」向けの方剤である為、体の虚弱な「虚証」の人、胃腸の調子の悪い人、また、発汗の多い人には向かない。

また葛根湯に含まれる麻黄という成分には、心臓や血管に負担をかける交感神経刺激薬のエアェドリン類が含まれているため、高血圧や心臓病、脳卒中既往など、循環器系に病気のある人は慎重に用いる必要があり、注意しなければならない。

注意が必要なケース

虚証・裏証(虚弱、病中・病後の衰弱期)、発汗の多い人、胃腸の病気、循環器系に病気または既往歴のある人(高血圧、心臓病、脳卒中)、腎臓病、排尿障害、甲状腺機能亢進症のある人など。

葛根湯の飲み合わせ・食べ合わせ

エフェドリンやテオフィリンなど交感神経刺激作用のある薬との併用は慎重に行う必要がある。また、芍薬甘草湯など甘草を含む他の漢方薬といっしょに飲むときは、「偽アルドステロン症」の副作用に注意が必要である。

葛根湯の飲み合わせの注意

他の麻黄剤、エフェドリン類含有製剤、甲状腺製剤(チラーヂン)、カテコールアミン製剤(エピネフリン、イソプレナリン)、テオフィリン(テオドール)、甘草含有製剤、グリチルリチン(グリチロン等)など。